モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

NZ滞在中の食事たち04

中華料理。チャイレス。日本で言う町中華とはちょっと違うけど、NZ的には町中華。というかNZに限らず、全世界にあると思う町中華。云十年前、初めて行った海外、イギリスでもお世話になったチャイレス。特にテイクアウェイ中華は、非常にカジュアルで、必ずどこにでもあってとても便利で、よく利用してた。

 

住んでいた頃はテイクアウェイとは別に、よく飲茶に行っていた。NZでは非常にお手軽だった飲茶(飲茶だけでなく、中華全般が日本に比べて断然お手軽。というか日本が「高級」化に成功したと言うべきなんじゃないかな)。そんな飲茶もここのところの物価高でお得感が減ってきてしまったとのこと。この日は最近のおすすめということで餃子屋さんに。餃子屋と言っても、日本の王将的餃子スタンドじゃなくて餃子を売りにしているチャイレス。だから他のメニューも普通にある。

 

 

牛・豚・羊から選べて、更に調理法を茹で・焼き・蒸しと選べるので蒸しで羊、焼きで牛を頼んだ(結局、このあと茹でで豚も食べて、一応コンプリート)。皮も厚くてしっかり目、中からスープ飛び出る系、期待以上のちゃんとした出来で大変美味しかった。NZだからとあまり期待してなかったけど(失礼)、日本で出してもちゃんとやっていけるクオリティだった。

 

合わせるビールはこちら。初めて飲んだけど、さっぱりでグイグイいけて餃子にピッタリ。

 

 

そして外せない外国チャーハン(と奥に写ってるのは焼きそば)。豚のうま煮風。どれも染み渡るうまさ(ジャンク的で)。

 

余談だけど、よく日本でパラパラにするチャーハンのコツは「冷やご飯だ、冷凍ご飯だ、いや炊きたてだ」とか、「事前に卵と混ぜてコーティング、いや事前にマヨネーズと混ぜてコーティング」とか、色々色々言われているけど、米に関して、世界的には長粒米が主流で、長粒米で作れば普通にパラパラなるんだけど。まあ、あくまで短粒米でのパラパラ文化への言及とはわかっているけど、源流をたどればそういうことなんじゃないかと。因みに、この外国的チャーハン、私の得意料理の一つ。機会があればぜひ、人に食べさせたい。

 

ということで、チャイレス・町中華も自分にとっては一つのトラディショナルNZ食事。食べる機会を持てて一安心。

 

NZでだけではなく、全世界でこれ系中華を食べることができる、そしてその質、その数、その規模感。これだけを一つとってみても、そりゃ中国には到底勝てないよなと、常々思っている。日本国内だけで生活をしている人達は、この空気感はなかなか感じることができないんだろうけど(ほら、未だに「中国なんて所詮さー」感があるじゃないですか、一部の人達には。ここで個人の主義・思想にとやかく言うつもりは毛頭ないけれど。純然としたファクト認識の話としてね)。

 

あ、今回行ったお店はこちら。場所はこちら。ただ、お店の入れ替わり激しいから、いつまであるかはわからない。

SHANGHAI STREET 小籠坊

 

まだ続く、かな?少なくともNZ話は。