モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

フォーボーの素を探して回る

先日の話題(NZ滞在中の食事たち03)に出た「フォー ボー」の素(読み方あってるのかな)。これが欲しくて、ぐぐると結構通販で出てくる。ということは、アジア食材店を回れば結構簡単に手に入るのではないか。

 

ということで、まずはマップでぐぐってみると知らない間に近所界隈にたくさんのアジア食材店が店を構えていた。それだけ流入してる現地の人が増えたんだろうねー。自転車で移動できる範囲で5~6件?精査して2件回ってみたが、売っておらず。残念。マップのググりでは「ベトナム食材」でググったけれど、行ってみたお店はタイをメインとしているお店のようだった。1件目は食材店向かいにタイレストランがあったしね。この「食材スーパー&レストラン」形態・メソッドは確立されているようで、レストランで比較的成功したので自社使用食材を自分で卸し始める(小売始める)、その逆もしかり。近所に限らず各地をフラフラしているとよく目にする。

 

東南アジア各国料理の差異を詳しく知らない自分としては、つい「東南アジア」で一括りにしがちだけれど、当然、各国で違うわけで。1件目のお店で店員さん(たぶんタイ人)に探している商品の写真を見せたら「あーこれはべとなむー」と言われた。「だって、うちはタイ食材だからベトナムなやつはないわねー」というようなニュアンスを含んでいるんだと思う。なるほど、そうだな、漠然と東南アジア料理ではなく、もう一歩踏み込んで各国料理を勉強してみたいなという気にさせられた。そう、白人から見たら中国・韓国・日本なんて一緒くただけど、実際我々から見たら全然別じゃん、となるのと同じだ。

 

2件目のお店が非常によかった。乾物・缶詰・調味料の他に現地っぽい冷凍の魚・肉・加工品がたくさん売っていて、青果もかゆいところに手が届く(かゆいところだけ狙ってる?)感じのものが売っていた。バナナリーフとか(ミールスのお皿にしたりするやつ)。お目当てのものはなかったけれど、目に付く物を端からカゴにつっこみたくなる品揃え。その衝動をぐっと堪えて、それはまた今度、と強く自分に言い聞かせて、それでもトムヤムクンペーストとタマリンドペースト(タマリンドはもとから探していた)、それからヴァーミセリをカゴに入れた。米麺その他、東南アジア系の一般食材もカルディより断然安く、普段遣いできる価格が嬉しかった。伊勢佐木町(福富町あたり)の東京ローズと言うお店。各種支払い方法対応だったり、かなり調子の良いお店。

 

 

そしてこのトムヤムペースト、かなりクオリティ高かった。ほんと、難しいことなくお湯に溶いたら、あらトムヤムクン!となる。単なるお湯じゃなくて、好きな物でスープでもとって、好きな具材入れたら本格トムヤムクンになると思う。この辺って多分、インド料理店を始めとする各国料理のお店(各国人がやっている料理スタンドクラスのお店)メソッドのアイテムなんだと思う。

 

このあと、たまたま栃木は鹿沼ベトナム食材屋にも行ったけれど、件のペーストはなく、顆粒のこちらはあったので試しに買ってきてみた。すごいね、味の素。早く使ってみたい。