モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

いよいよバイク始動・テネレのリフレッシュ

そろそろ冬眠明けでいいだろうということで、走り出す前にリフレッシュ。20000km越えたので、メニューとしては

 

 

を行った。

 

部品達。

 

時代はイリジウムで止まっていたのでMotoDXなんて知らなかった。

 

まずは簡単なところでエアクリエレメント交換。オンロードツーリングおんりーの人から見れば少し砂利道を走ってるので、もう少し汚いかと思ったら結構きれい。ブレーキフルードもラインの中も全交換(写真なし)。

 

 

続いてチェーンとスプロケ。最初チェーンだけと思ってたけど、純正スプロケはそんなに値段高くないので一緒に交換した。チェーンはDIDの525VX3。スタンダードなグレードだね。それのゴールドにしてみた。チェーンツールは友人からアストロプロダクトの工具を借りた。チェーンを切るときはピンの頭を丁寧にグラインダーで平らにしてあげればなんの苦も無くカットできた(この工具、結構壊れたという話もあるらしいけど、多分やり方が悪いんだと思う。使ってみた限り、ツールの精度強度は必要十分と感じた)。金チェーンに黒のスイングアームで引き締まってかっこいい。「悪いなのび太、このバイクは最高なんだ」

 

スプロケ新旧。思った通り減ってない。これは予備でとっておくことにする。フロントスプロケのロックナットが30mmという、なかなかレアだったのでソケットを別途購入した。ロックナットもカシメ式なので新品で。このナットがよく(ちゃんとカシメても)緩むという話もちらほら。マーカーで印をつけておいて、しばらくは緩みも確認しないと。

 

 

そしてプラグ交換。パラツインエンジンだし、よゆーよゆーと思っていたら、なんかすごく大変で定評のあるテネレ700らしい。あと、プラグレンチ14mmだったのでホムセンに走った。在庫してて事なきを得る(てっきりDサイズだと勝手に思ってた)。確かに。手が入る隙間がないので、数々のものを外してようやくプラグに到達。詳しくはググってもらえば手順説明ブログがたくさん出てくる。ヘッド真上からのアクセス方式で交換した。なので左はABSユニットをぐいっと避けて、右はハーネス群をぐいっとどけてアクセス。一言で表すと簡単そうだけど相当いろんなネジを外す必要が出てくる。イグニッションコイルの取外しに困った。特に左は手はぎりぎり入るんだけど、力がかけられない角度、隙間なので困った。気合でなんとか外した。プラグそのものの交換はさほど困らず。こちらも思った通り、まだ行けそうだったけどこんな大変な思いをして点検だけ、次回また交換では割に合わないと思う。点検したならついでに交換が吉。そんなに高いものでもないし。

 

ところでイグニッションコイルのこの筋のところ、茶色いのはサビだろうか?うーん。

 

カウルがついているバイクの宿命とはいえ、何かメンテをするには、テネレはほとんどカウル類を全外しなので、地味に面倒ではある。あと、いろいろ撫で回していると端々が贅沢に作られているなーと感心する。こんなのとか。

 

よくテネレ700はMT-07のオフ版とかいう語られ方を耳にするけど、むしろエンジンがMT-07と共通なだけで、他は殆ど専用設計だったと思うので、そう考えるとこのバイクは相当に割安なバイクだと思う(ただ弾数が絶対的に少ないので欲しくても買えないというのが現状らしい)。

 

ということで、今シーズンもまた頑張ってもらおう、テネレ君。今年は北海道と九州と、行っておきたいなー。まずはGO/ST TripleBeachからだけど。