モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

バイク旅 GO/ST 5060を走ってきた その2

その1からの続き。明けて9/25、未明の快活 豊川インター店を出発。まずはCP M ムササビを目指す。南木曽方面、柿其水路橋(かきぞれすいろきょう)へ。柿其水路橋は読書発電所施設(よみかきはつでんしょ)の一部。ルート設定はせず、地図を見ながら気ままに良さそうな3ケタ国道と県道を泳ぐように走る(ともに酷道険道を引く可能性が半々くらい。だがテネレの前には何の問題もない)。

 

毎回、走行中の地図をどうするか問題がある。この手の走りをする方々は誰もが思うことらしく、地図アプリの各ボタンにリモコンガジェット(十字キー的なのが多い)のキー割当を設定してハンドル周りにリモコン装着して地図の拡大縮小、追跡、先読みなんかを対応している人、研究している人が沢山いらっしゃる。ガジェット系は嫌いじゃないのでぜひ参戦したいところなのだが、今回も間に合わず。タンクバッグ+ツーリングマップルという昔ながらのスタイルもなかなか良いらしいが、こちらもエリアごとに冊数を揃えると考えると、なかなか食指が動かず。結局、いつも通り、Googleマップをドライブモード(車モード)のウィジェットで起動、走行しながらグローブ越しの精度の悪いタップ・ピンチ動作で拡大縮小、移動をして対応。この運用、今回は比較的快適に過ごせた。というのも、走行用に使用しているグローブが先日寿命を迎えたので、同じモデルの新しい物に買い替えた。愛用しているのはワークマンの作業用グローブと称して売っている「タランチュラ」と言うやつ。

 

これが商品としても世代が変わり、100円だか200円値上げされたけれど、「スマホのタップ、OK!」という感じになっていた。それがどれくらい効果あるかが、今回のGO/STで試せた。結果から言うと、先代タランチュラ(スマホ未対応)と比べると思っているよりも操作がしやすくなっていた。雨がしっかり降ってしまうと厳しいけど(その場合は、画面の電気反応的にも無理があるから、グローブ云々の話ではない)、ドライコンディションだったら、追加コストを考えると現状はこのスタイルで全然行けるな、というレベルだった。理想は、ハンドル設置リモコンで防水タブレットウインドスクリーン裏に配置してマップアプリ系なんだけど、これは、まあおいおいの男のロマンということで。

 

さて、話は戻って、そのように、地図を見ながら国道&県道を気持ちよく泳いでCP Mに。途中、まわり道なども(ここは県35→県337を選択)

 

木曽川にでて無事にCP M。立派な水路橋、柿其水路橋(かきぞれすいろきょう)に到着。

 

案内板を見ると、一連のシステムとしてダム部や発電所本館部分と、ゆっくりと散策したいのだが今回はパス(GO/STは一連の見どころの下見と割り切っている)。

 

この水路橋の奥手を上がっていくと水路がよく見えるとのことで上がっていく。オフ車じゃない場合は徒歩推奨とのことで、確かに。オフ車でも大きいとUターンがちょっと気を使った。水路内がよく見える(下草がないともっとよく見えたのだろうけど、時期的に仕方がない)。なるほど、水がごうごうと流れているわけでは、ないんだ。貯水率やタービン稼働させたい時間とか、そういうので流量は変わるのかな?

 

さて、次はCP N ネコ。道の駅 明宝のそば、「耳柿の原木」。耳柿の原木の伝承話があるようで、興味のある人はググってみて。自分も事後にググった。ツイッターを見てると、暗くなってからここに来ざるを得なかった方々も散見した。闇の中のここはつらいだろに… 因みに、自分は真っ昼間でも一回スルーしてしまった。そうそう、このCPの時に顕著に出た症状だけれども、Android、あるいはChromeの仕様変更のせいか、CPのチェック処理ページを事前に開いて(キャッシュ)しておいても、勝手にリロードする頻度が高くなったのか不便が高頻度で発生した今回のラウンドだった。御存知の通り、CPによってはとんでもない山の中で電波のない場所も多々。なので、現地到着より前に、電波のあるところで事前に目的CPのチェックシートを出していくことが推奨されている(慣れてきても、つい忘れるんだけど…)。今まではこの運用で全く問題なかったんだけど、今回のラウンド、事前にオープンして行ってもいざ現地でチェックシートを開くと、Chromeが余計なお世話でリロードしようとする(なので事前に開いていたページが一旦まっさらに)。完全にオフラインだとキャッシュを参考にしてくれるみたいだけれど、微妙に電波がある(ただし実用に耐えない電波)の時に「あ、最新の情報とりますね」という挙動になり、結果真っ白ページみたいな事が数回あった。なので、それ以降は、チェックシートの目標物説明部分もスクリーンショットで画像として残すことにした。CP処理自体は下山後で構わないんだけれども、目標物を探す時に何探すんだっけ?となるので。実際、ここCP Mは一旦電波のあるところまで降りて、チェックシート開き→スクショを撮って、もう一度上がる、という流れに。この対処方法で、これ以降はすんなりと回っていけた。

 

耳柿の原木。樹齢は100年越えとも。でも、柿の木だからか、別に巨木になるってわけじゃないのかな?

 

テネレはやっぱりこういう絵が似合う。

 

1日1日記と思ったけれども、既に長くなったので、その3に続く。