モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

GO/ST よもやま話 GPS座標とナビの混同

GO/ST中や、それ以外でもイベントとしてのGO/STの概要、システム、流れを質問される機会が多い。ざっくりいうと「ミステリーツアー」のようなもの、と伝える。それだけでは、まあ、イメージがつかみにくいので更に、スタートの地点のGPS座標だけを与えられ、そこまで行って(そこに行った者しかわからないような簡単な)クイズに答えて、次の目標地点のGPS座標をもらう。それを順繰りに繰り返して行ってエリア内を周り、最後にスタート地点まで帰って1周、これでゴール・完走、そういうイベントであると。

 

そして、補足として、開催期間は決められているが(例えば1ヶ月とか)、一斉に「よーいどん!」というイベントではないし、基本的には順位も決めないし、あくまでツーリングイベント、大まかな目的を皆で共有して、てんでバラバラ、好き勝手に走って楽しもうという、そういうイベントであるということを伝える。

 

確かにシステム・ルール・流れは、口頭ではなかなかイメージが掴みにくいかもしれない。一度経験してしまえば「あ、なるほど」となるのだけれど。

 

なので、仕方ない部分もあるのだけれど、この話の流れでかなりの高確率で起こるのがGPS座標とナビの混同。目的地をGPS座標でもらう=100%Googleナビの言われる通りのルートで行く、と混同される。そうすると、「ミステリーツアーという側面では楽しめるけどナビの案内通りに旅するのもちょっと味気ないねー。まあ、最近はみんなナビばっかりみて運転して、云々」。この文脈の後半部分に特にウエイトを置く言動をする方の場合、あえてGPS座標とナビは違う旨を説明したりはもうしない。まあ、そもそも、ロングライドとか地図技術(広義での地図ね、GPSも地形もみんな含めた)、ガジェットに興味がない人にはGPSもナビも一緒になるというのは一定の理解はできる(放射能放射線、みたいな?例えがあれか)。

 

GO/STブログ本編の方でも書いたけれど、私は現行、

  1. ノーマルのGoogleマップでまず次の目的地(CPなりおすすめポイントなり)をリストに入れる(一度閉じる)
  2. Googleマップを車ウィジェット(運転モード?)で起動して、次の目的地(リストに入れてるのでピンが出る)までのざっくりとしたルートを頭に入れる
  3. 走行時は適宜、マップを拡大縮小して自位置を確認したり、行先の道のチョイスをみたりする

という運用をしている。これに、場合によってはナビのルート案内を併用しながらすすんでる(混んでる都市部を通過する時とか。通称、義務パート)。スマホタッチOKなグローブを使っていて、比較的よく操作できている(もちろん完璧ではない)。

 

この運用は考え抜いた結果というよりは、場当たり的に対処して着地したという感じで、改善の余地はまだまだあるとは思うけれど、そのへんもぼちぼち掘り下げていきたい。来年(来シーズン)までには、タブレットサイズのもの(やっぱり携帯画面だと小ささは否めない)をコマ図ホルダ位置に配置・地図を表示、それをハンドルに設置した物理キーリモコンで操作(拡大縮小、自位置確認、行先の先読み等)をしたいな。