モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

バイク旅 GO/ST 5060を走ってきた その5

その4からの続き。9/27。本日はCP I イヌを目指す。市振駅。昨晩は夜半から雨の予報で、明け方には一旦やみ、その後は降ったりやんだりの感じとのことで、朝出発時は雨はやんでいた(夜の雨で路面はウエット)。雨雲レーダー的にかわせるかな?と思ってとりあえずカッパを着ないで出発するも10分後に雨にぶちあたりカッパ装着。そこからは半日ずーっと雨に降られた。

 

GoProには外部マイクを装着しているので防水性能はゼロ。ということで、カッパ装着と同時にGoProも撤収。外部マイク外して防水仕様に戻せば撮影はできるけれど、喋りが入れられなければあまり意味がないので潔く撤収。ちょんまげスタイルのマウントなのでカメラを外すと空気抵抗もなくなって調子がいいし(結構、抵抗になる)。

 

ずーっと雨の中、靴下までびしょびしょになり、苦行に耐えCP I到着。当たり前だが、いろいろと気力は萎えている。天気の変わり的にも、エリア的にもこのあと内陸に戻れば天気は回復の見通しなので、それまで我慢。途中の写真等もほぼ記録せず。次はCP A アライグマ。長野の木崎湖の山の上方面へ。

 

途中、国8、親不知子不知近辺のシェッド地帯が工事で片側交互通行。これが幸いして、シェッドの中で止まってじっくり外を眺めることができた。普段なら止まることなんてできない流れだから(そんなことしたら大型トラックに轢き殺されてしまう)。断崖絶壁と日本海とを堪能することができた。常々、ここの道を通そうと思った気合・根性には畏敬の念を覚えずにはいれなかったのだけれど、そんななんやかんやをじっくりと噛みしめることができた。その後、(天気も気分も)冴えないまま小谷を抜けていく。

 

結局、内陸に入れば回復するかと期待していた天気も変わらず。しかも高度が上がるので雨の他に濃霧に… 視界ゼロのまま林道を登っていきCP A到着。CPはちょうど逆サイドに出た、そんな感じなのか雨を通り抜け視界も開けた。他のGO/STerの方から快晴時の風景を見せてもらったけれど、確かに、晴れた時に来たら最高だったろうなー。

 

次はCP Q クイナ。これまたループ橋。GO/STを走って気付かされたけど(今回のラウンドは特に)世の中にはこんなにループ橋があるんだな。

 

無事CP処理をして地図を見ると(そして道標にも)、この先にダムがある模様。ちょっと行ってみる。

 

木々の間を抜けて行くと…

 

立派なダムがどーんと登場。にくい演出だなー、さすがの運営と感心してしまう。浅川ダム。

 

次のCP S シカまでは距離は少なめ。火の見櫓。こちらも天気が良ければ山々を展望できる場所のようなのだが生憎の雲。また復習しに来よう。

 

次のCPはR ライチョウ。川上村方面。ここは一気に遠くへ飛ぶな。ということで、今からはちょっときついので本日は諏訪で一泊することに。定宿、快活の諏訪赤沼店。これまでの山道から一転、あー文明に戻ってきた感が抜群だった。幹線道路沿いにズラッと並ぶ見慣れた看板類。雨に濡れた体を(まあ、もうだいたい乾いてはいたけど)シャワーで温め、乾いた服を着て夕食に外に出る(乾いた服ってなんて気持ちがいいんだろう。生きた心地がするって再認識させてくれるという意味では雨の中を走るのも、たまにはいいのかな?)。山岡家とスシローで散々に迷って、スシローへ(北陸の魚をスルーし続け、何故か海なし県、山の中でスシローを食べるという…)。スシローはここのところ専ら持ち帰り専門だったので店内は久しぶり。なんだか、無人化の流れで席に座るまでに一苦労。

 

タッチパネルでの注文はまあ行けるけど、自分の注文が到着する時も意外にレーンのスピードが速くてドキドキ。色んな意味でオヂサンは楽しめた。では、お疲れ様で(一人)乾杯!

 

外で食べて飲んでして満足してるので、宿では軽く余韻を楽しみ早々に就寝。地図から見ても次のCP Rで最後、あるいは、あってももう1CPだろうから、明日はかなり余裕を持ってゴールできそうな予感。

 

因みに諏訪赤沼店はバイク率がすごい高かった。奥にも別に2台バイク止まってた。

 

その6に続く。次でゴール予定。