モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

ソロツーリングと宿の所感 GO/ST走って その2

前回からの続きというか、もっと主観によった、単なる感想とか思ったことを追加で。

 

東横インの最もお得な部屋?

夫婦・カップルでダブル泊が一番なんでしょうね。例えばシングル1名1泊で6000円が、エコノミーダブルで2名1泊7400円。もともとシングルが贅沢な広さのベッドで、それをダブルで使うので、こういう価格になるのだろう。これに気づいたのは、宿泊してるとちょいちょい、年配のご夫婦をお見かけしたから。で、気になって調べたら、なるほど。これが東横インの真の使い方だと、思い至った。

 

で、なんか、泊まってるときに感じた各施設の客層その他について。すべて個人の感想・思い込み・主観。

(基本平日泊なので、その層となる。土日祝はまた変わると思う)

 

東横イン

まあ、当たり前だけど、8割以上は出張のサラリーマン(含む職方、リーマン:職方比、7:3くらい?)。2割の旅行者等に先のシルバー夫婦層がたくさん含まれている。旅行者向けの夕方チェックインの他、サラリーマン層の遅くの時間のチェックインにももう一度山場があるみたい(20~22時くらい?ラストチェックイン何時なんだろう)。コインランドリーは夕方~夜は争奪戦。朝6:30からの無料朝食も、最初の1回転目は戦場。時間に余裕のある旅行者は7:30~がゆっくりと豊かな感じ。店舗によるんだろうけど、持ち帰り容器まで用意されていて、朝食を詰めて持って出てく人も多数。朝食は無料なら上出来の内容(バッフェスタイル)。ただ、バイク乗りの朝は早いので朝食食べたのは1日だけ。あとはもったいないけど朝食前に出発(代わりにセイコマで朝食)。普通の観光旅行だったら、ゆっくり朝食とってから優雅に出発でも構わないと思う。ただ、それも、最近は朝からやってる地場のカフェや飲食も多数なので、観光の場合はそっちを楽しむほうが豊かかな。交通事情的にも、駅前立地が基本なので、早く出発して渋滞を回避したい。

 

トレイルイン高萩

こちらは客層の9割は職方。駐車場はほぼ全て他県ナンバーのハイエース。わナンバーのビッツが1台いたかな?程度。チェックインマシンでチェックイン、チェックアウトもマシンなんだけど、チェックアウトの手順、方法が記載なしだったので、最初迷った。こういうタイプだから、何も言わずに最後は出てけば良いのかな?的な。マシンにちゃんとチェックアウト機能もあった。予約・支払・チェックインアウト、一連の流れとして年寄りには厳しい。もとより、ホテル側もその層は端から想定していないだろうし。格安SIMの携帯みたいな感じ。できない人はドコモショップに行ってね、という。棲み分けだから、良いと思う。公式ページ及びGoogleマップの衛星でさらっと何店舗か調べたところ、茨城県下の店舗はパチンコのダイナムがやっているみたい。みんなダイナムの敷地内に設置されていたから。どの店舗もそばには少なくともコンビニ・スーパー、ファストフード店がある立地で、車でくる層向けの施設なので、付近で買い物してこれるので大変便利。トレーラーハウスを使用しているからどうしても部屋の幅は狭くなる。トレーラーの幅が決まっちゃうからね。かと言って、窮屈かというとそんなこともなく、ただ純然と形としてうなぎの寝床になりがちだよねということ。トレーラーハウス1台が1部屋だから、隣室とは壁が繋がってるとかは、もちろんない。でも明け方、隣室のお客のイビキが薄っすらと聞こえた(だから眠れないとかは全然ないレベル。耳をすませば程度)。これはトレーラーハウスの性能が云々と言うより、隣室のイビキパワーの凄さに感心した、というだけ。そりゃ職人の皆さんは体力勝負だからお疲れになると思う。面白いのは、こういう「コンテナホテル・トレーラーハウスホテル」がメソッド化されているというか、パッケージ化されて投資商品として確立されている点。他のトレイルイン店舗調べたり、チェックアウト方法を調べてたら、「トレーラーハウス投資なら」という検索結果も多数上がってきた。コインランドリーとかと同じ感じなんだろう。でも、これ結構良いのではと思った。特に、今回もそうだけど、地方のパチンコ店との親和性の良さ。これは素人でも抜群に感じた。全体的には主業は衰退気味、広大な駐車場は余ってる、主業の業種的に、移動手段として車前提ならそこそこ便利な立地にあるはずだしね。ユーザ側としても、大変ありがたい。素泊まりのこれくらいの価格レンジの宿をこそ探しているから。これが各地方に点在してくれると、ソロツーライダーとしては非常にありがたい。

 

快活クラブ

個室に入っていたから、なかなか外の感じを感じ取りきれなかったけれど、やはり、カジュアルに休憩場として利用してる人が多いかな。層も若い人がほとんどだった。19時あたりではお客の数も少なめ、21時くらいから個室は埋まっていった感じ。人の出入りの気配が増えた。ただ、個室エリアも大きな音が鳴り止まないなんてことは一つもなく、みんなドアの開け閉めさえ静かに気を使っている感じ。言葉がアレだけど、想定より民度がかなり高い。ただ、このへんは共有ブースの方も含め、平日夜だったからという点が大きいように思う、ネカフェという業種的に。翌早朝出発時、スーツ姿の人も数人目撃。コインランドリーは東横インと違って、宿泊中に利用されている形跡は見受けられなかった。早朝にシャワー室の洗面台に歯磨きに行ったら1,2人の待ちが見られた。仮眠的に夜を越して早朝に帰宅・出勤?する若者の軽い混雑が見られた(自分は歯磨きと洗面だけなのでトイレの洗面台を使用して困らなかった)。言っても、30分後にはシャワー室は2室とも空き状態だったので、ほんとに偶然の混雑かもしれない。漫画読みたかったけれど時間が足りなくて全然読めなかったし、ソフトクリームにも到達できなかったので、また余裕を持ってぜひ利用したい。あと、自分はマンウォッチゲーミングが好きなので、単純に飲食スペースでゆっくりしながら人の行動を観察するだけで相当楽しめそうだと思った(むしろマンガより面白いかも)。他2施設よりも共用設備が多いので、土日祝や時間帯の戦略がより求められると感じた。

 

昨今のゲストハウス事情?

今回の宿泊地探しでいわゆるゲストハウスも探したのだけど見つけることできず。自分の中でのゲストハウスは素泊まり3500円前後のドミトリー、外国のバッパーみたいなのでいいのだけれど、昨今は「ゲストハウス」でググると1泊1万~2万みたいな、グランピングゲストハウスというか、贅沢な意識高いゲストハウスしか出てこない。もとから人が管理する宿泊施設として3500円素泊まり的なものを維持するのはなかなか難しいのかもしれない上に、コロナ禍があったので、体力的にゲストハウスを維持できなくなり数が減ったとも思うし、最近のグーグル検索汚染の影響も少なからずあるようにも思えた(だから、掘ればあるのかもしれない)。

 

今回のGO/STソーニーパスでは、おすすめポイントの共有マップが大変活発だった。ライダーたちがそれぞれおすすめの見どころ・飲食等を勝手にピンして参加者で共有するというもの。そういう情報一覧は普通にあると思うけど(例えば食べログだって、そういうものの一つ)、質や量のバランスが難しいと思う。そこにコマーシャリズムが入ればなおさら生きた情報は埋もれていく。そんな中、この共有マップは情報提供者の層が最初にGO/ST参加者でフィルタされているので、情報の質が最高に高い。質が高いというか、情報提供者と利用者の好みが極限までに合致している。そりゃ当たり前ですよね、GO/STという酔狂に興味を持つ時点で大部分、趣味が似ているということですから。このマップのお陰でイベントは大変豊かなものになったのだけれど、この感じでおすすめ宿泊情報があると便利かなと思ったり。うーん、でも宿泊地情報は、またちょっと難しいかー。

 

そんなわけで、まずはこんな感じで、GO/ST走ったよ、そして宿泊地について、宿泊してみて、に関して好き勝手書いてみた。宿泊サンプル数が限りなく少ない中での勝手な感想なので精度はほぼないと思ってください。さあ、また次の旅の計画でも妄想しますかね。

 

※追記 さらにもっとどうでもいい事を少しだけ書いた

ソロツーリングと宿考 補足 - モカシンテレグラフ