モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

お店の閉店時間

すっかりバイク旅、バイク話ばかりだったけれど、久しぶりに徒然日記。

 

先日、近所の酒ディスカウント店に行った時の話。もののついでで寄ったのだけれど入店時間18:50。買うものは決まっていてハイボール用にティーチャーズを買うだけ。気づかなかったけれど19時閉店だった。お店はあらかた閉店準備OK&お客ゼロ。ウイスキーを手に取り素早くレジに行くと蛍の光が。そこで初めて19時閉店に気づき、レジのお兄ちゃんに「あれ?19時閉店?良かったギリギリだったよ。閉店際に悪かったね」なんて話して買い物終了。

 

この後、怒涛の閉店作業、自分が店を出た瞬間にバイトのお兄ちゃんはダッシュで外の幟を全部撤収、ドア閉めて、ロールカーテン閉めて、電気も消す。18:55、閉店完了。たぶんほんとにタイミングで、自分が入店してなかったらもう5分前倒しで閉店してたんだろう。

 

金夜だし、バイトのお兄ちゃんも、店長(いつもの店長も働いてた)もデートの約束でもあるのかな?なんて微笑ましく帰路についた。

 

単なる個人の感想だけど、19時には完全閉店、何ならちょっと早く閉店、いいじゃないですか。非常に好き。日本の常識だと閉店時間から客の入店を制限、店内にいる客が全部出るのを待ってから閉店が当たり前、というケースが多いように見受けられるけど、これだと結局働く人の拘束時間は伸びてしまう。個人店のオーナーワンオペで、それを好きでやってる、あるいは哲学でやっているならいいけれど。

 

NZでの生活を思い出す。NZではもっと酷くて?閉店時刻30分前には閉店処理完了なんてのが当たり前。運良く開いていて閉店時間ギリギリに入店しようものなら露骨に嫌な顔されるし、なんなら「あ、もうパソコン電源落としちゃったかから、今日はもう何もできないんだよ」となる。全員、仕事後のプライベートが何より大事だから。

 

まあでも、これでいいんじゃないかと思う。端的に言えば誰だって社畜になりたいわけじゃないから。なんでも程度、度合いだから行き過ぎればいけないけど(緩すぎる方、きつすぎる方ともに)、そういう平衡感覚をとって考えても日本はサービス過剰側に行き過ぎのきらいがあると個人的には思うので、NZ風、上記酒ストアー風くらいの方が慣らして世の中全員がハッピーになれるのではないかと思った金夜だったという話。