モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

自転車で諏訪湖一周 スワイチをしてきた

わざわざスワイチをしに行ったのではなく、ちょっとした待ち時間、ついでがあったので自転車で諏訪湖を一周してみた。スワイチ。御柱や花火で全国的にも有名な諏訪湖、さぞ大きいんだろうと思ってたけど、1周16kmしかないそうで。これならサクッと一周できる。高低差もほぼなく、基本フラットの模様。

 

ググってすぐ出てきた「スワイチ」チャレンジ。諏訪湖を1周、途中に3ヶ所のお題ポイントがあるので、そこで写真撮影をして、観光案内所(3ヶ所どこでも受付)へ行くと記念の缶バッチがもらえるという企画。予約、申し込み等一切不要、「走る→撮影→案内所」でおしまいという、とてもお手軽で良い企画。よしこれをやってみようと。ただ、公式情報は2021年のものしか見当たらない。もうやってないのかな?と思いSNSを調べると、直近でバッチをもらってる方の投稿を発見。ちゃんとやっている模様。

 

スワイチの素晴らしいところは、一周ほぼ全てウォーク&サイクルロードが完備されていて、そして、歩車分離(歩自転車分離)という、なんとも贅沢な整備。「ほぼ」というのは、まだ一部工事・敷設中なので車道や一般歩道を通行しないといけない、ということ。こちらも今回見てきた限り、もうあと数ヶ月で全開通?くらいの出来上がり。具体的には岡谷市部分が未開通なのかな。

 

石彫公園、D51のところに駐車。まずは諏訪市観光案内所(上諏訪駅のところ)に行って企画を訪ねてみると、開催中とのこと。大変丁寧な説明を頂き、早速開始。ほんと、ここのところは、自転車をこぐ時は天気に恵まれている。

 

上諏訪駅あたりから反時計回りにスタートすると前半で3ヶ所が現れる感じ。間欠泉、諏訪湖と富士山の眺望ポイント、寒の土用丑の日発祥の地。

  

 

寒の土用丑の日発祥というだけあって、鰻屋さんだらけ。共倒れしないのかしらんと、不思議に思うくらい。イメージ、感覚としては浜松よりも密度が濃いんじゃなかろうか。間欠泉前後をこいでる時もどこからともなく、香ばしい香りが漂ってきていたし。過去に1,2度、諏訪のうなぎを食べたけれど、どちらかと言うと関西風になるのだろうか。多分蒸していない、焼き上げるだけの文化。香ばしくバリッとしている。これは完全に好みの問題だけれど、自分は関東育ちなので、やっぱり関東風の一度蒸して柔らかいふっくら鰻の方が好み。食べれるのならばどちらも食べるけれども。

 

丑の日記念碑のすぐ横が、諏訪湖の流れ出し、天竜川の始まり、釜口水門。どなたかのブログにもあったけど、そう、天竜川って言うと静岡(と南信)のイメージだけれど起点はこちら、諏訪湖。そのうち、天竜川起点から河口までを気ままにポタリングなんてのもやってみたい。下り基調だから楽だろうし(かわりにやりがいが少ない?)。帰りは輪行で電車で帰ってくればいいし。なにせ輪行準備1分、ダホンですから。

 

 

無事一周してバッチをいただく。とても嬉しい。ちょっとした目的としてこういうのがあるととてもやる気になるし、良いと思う。一周した感想としては、終始湖が見れるし、風景も楽しめる、なんならポタリングでちょっと町の方に入って行ってなんてのもできるし、サイクルロード完備で安全、高低差もほぼゼロ。ファミリーサイクリングに最高なのでは、と思った。距離としても、小さい子供にはちょっとした冒険の距離になるだろうし(反して、ガチ勢にはまあ物足りないでしょうね。日々のトレーニングということでガチの方は何周も何周もする、というのがいいのかな。あるいは霧ヶ峰を登りに行くほうがいいか)。せっかくいい企画なので、公式の情報をアップデートしたほうが来る人も安心。内容はそのままで構わないから一言「2023年も元気に開催中!」とか追加しておくだけで全然違う。役所的自治体的諸事情があるのかもしれないけど、ぜひがんばってください。

 

あと1,2周しようとも思ったけど、温泉街の裏手的鄙びた路地ポタリングが楽しそうと思い、残り時間はポタリング上諏訪から旧甲州街道をぷらぷらと、登らなくてもいい坂を登って降りてしながら諏訪大社 下社 秋宮までこいでタイムアップ。途中高台からの絶景、一里塚。車に戻り終了。本日も大変豊かなサイクリングとすることができた。スワイチ、オススメですよ。