モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

今年を振り返って 2022 その2

今年を振り返って、菜園シリーズ。

 

バイクが忙しくて、遅々として進まなかったけど、水耕栽培(養液栽培)とIoTとをDIYしたくて、少し実際に手を動かした年だった。

 

近所を見てても確実にわかることは、既にみんな田畑を持て余してきている。主に高齢と後継者なし問題で。自分のところの親を含めて、5年もすれば一体どうなることやら(かなりの人が亡くなり、耕作放棄地がうなぎ登りであろう)。現状でも、どこのうちももう既に自分のうちではやっておらず、大きくやっている農家に委託しているけれど、大きくやっている人に話を聞いても、すでに手一杯でこれ以上の受け入れは出来ないなーというのが現状だそうで。

 

農業の高齢化・後継者不足・人手不足問題は色んな要素が複雑なので、すぐ解決というのは厳しいだろうけど、DIYレベルのIoTでも、ある程度の省力化は図れるのではないのかと思い、やってみようという運びとなった(と言うのは建前で、まあ、ほんとに趣味です)。

 

4月。センシング等にM5を導入することに決定。前はラズパイかなと思ってしばらくラズパイをいじってたけど、センシングだけならM5だなと思い、乗り換えた。FBに活発なコミュニティもあったり、先人のおかげで基本的なところ(気温、気圧、湿度、CO2等の自動測定→クラウドに自動アップ→Webベースでいつでもどこでも閲覧およびLINE等でアラートの受け取り、その他諸々)は既に枯れたものとなり、チュートリアル感覚ですぐに実装できた。ただし、すぐに実装できたのは自分がIT畑の人間であるからであって、実際にチュートリアルって見てわかったことはゼロから始める人にはかなり長い険しい道だと思った。特に、そういうことは全くわからないという農家の人達には確かに業者丸投げ案件だろうなと。だからこそ、DIYレベルでの話ならば自分がなにかの助けになる余地もあるなと思った。

 

 

5月。農家ではないので作物としては何でもいいんだけれど、これまた養液栽培としては枯れていて情報もたくさん入れられるトマトを作ることにする。たまたま図書館で塩ビパイプのアイディア本を見つけて読んてみたら、塩ビパイプでトマト栽培してる人を見て真似してみることに。そのプロト第一弾。

 

6,7月。温室としてよりも、大規模雨よけとしてハウスが欲しかったので(その他、いろんな遊びでもあるし)、ハウス建てを検討のところ、部材を知り合いからもらえたのでハウスを建てた。ハウスは全く立てたことないけれど、ネット上に情報がたくさん出ているので助かる。ということで初ハウスを初建てした。天井部のビニールの展開時だけ、3人で作業したけど、基本はすべて一人で建てる事ができた。ビニール掛けるのは流石に手が届かない&手の本数が足りないからね。あと、ビニール張りながら止めるときも引っ張り役で1名助っ人。

 

長くなったので、次へ続こう。