スーパーや直売所にフキノトウが並び始めた。もうそんな時期かと自宅の周りのフキノトウの様子を見なければと思いながら、ついつい後回しに。先日降った雪、あれがまだ被ったままだし、それが更に億劫な感じで。そうして遅くなったことと、暖冬なことも相まって、結構開いてしまっていた。
ちょうど油を使う日だったので天ぷらかなと思ったけど、フキの風味をじっくり味わうためにふき味噌にした。所謂、お土産物屋とか直売所で売ってるような味噌味噌しい、砂糖の効いた甘いふき味噌ではなく、フキノトウの油炒め味噌風味程度の、フキノトウそのものを味わうような感じ。
このほろ苦いやつとNZのソーヴィニヨン・ブランを合わせると最高。ホロ苦山菜系とソーヴはほんとによく合う。普通は日本酒と思うだろうけど（もちろん日本酒もよく合う）、相乗効果としてはソーヴに軍配と個人的には思う。別に何でもかんでもすべてワインが至上、というワイン狂信者ではなく、もしろその対極の「酒類博愛主義者」である自分の中での結論。そうそう、同じくスーパーに並び始めてもいる山うど。山うどの酢味噌和えと白ワインもとてもオススメ。家に植えてある山うどが食べられるのはまだまだ先だけれども。
