モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

2024年6月 テネレで北海道 金カム聖地巡礼ツーリング 04

03からの続き

 

6/22、5:50函館発。昨日おりこうに寝たので、朝に出発できた。本日は再び北上、まずは支笏湖を目指す。丸木舟1杯分の砂金が沈んでいるはずだから。

 

国5号。海際でスーパーボールすくいのようにブイが集められている。

 

洞爺湖方面へ。

 

フェリーでも痛車痛車を積載したトラックが数台いて、痛車北海道ドライブ流行りなのかなと思ってたら、どうやら洞爺湖で漫画アニメイベントが開催されていて、それの一環で痛車勢揃いだった模様。びっくりするくらい人が溢れてた。洞爺湖イベントは恒例なのかな?

 

そして支笏湖にでた。ウイルクがひっくり返って、房太郎が潜りに潜った支笏湖

 

休憩がてら記念撮影。

 

 

ブラキストン線を越えてるからフキも大きいのかな。エゾフキ?

 

とりあえず北上で支笏湖まで来たが、このあとは現在ノープラン。時間や何やかやを勘案してとりあえず月形へ向かうことにする。月形といえばそうですね、こちら月形樺戸集治監。

 

月形樺戸博物館。樺戸集治監跡をそのまま博物館にしてある。移設、復元等ではなく、それそのまんまとのこと。すごい。中の撮影はできないとのことで外観と撮影OKのところまで(色紙はとってもいいと言ってもらえた)。

 

 

すり減った石畳。

 

ここは当初、行けたら行こうかなくらいに思っていた博物館だったが、行ってよかった。マストアイテム。様々な展示で、金カムの時代と設定達の息遣いが感じられた。ここの展示を見て、ようやく金カムの世界が自分の中で咀嚼、消化吸収され体中に行き渡った感じ。特に印象的だったのは、熊岸長庵のモデルとなった人物の作品原本、永倉新八が月形にいたという戸籍の写し(養子に入ったので名前が変わっている)。それから、一斉に房の扉を開く装置。一斉開放装置部分のモデルは網走じゃなくてここ、樺戸集治監。漫画作中では網走で一斉開放しているが、網走の博物館には一斉開放装置はない。なので、ぜひ両方見学して欲しい。その他、作中に登場するキャラのモデルたちがこれでもかと展示・言及されている。この博物館が金カムキャラ設定帳そのもの。

 

しっかりと堪能し、そろそろ宿に向けてという時間。明日は宗谷岬→網走と予定しているので、できれば旭川に宿を取りたい。ところが。マメにチェックを入れているが東横INNは一向に入れる気配がない。ちゃんとプランBとして快活をと思っているのだが、こちらもずーっと空きが出ていない。賭けに出て旭川に向かい結果、難民となることを考えると、明日の旅程が長くなってしまうが一旦札幌に戻っての方が不確定要素がないな、ということで札幌に戻る。

 

ということで無事、定宿に。札幌大谷地店。ただ、ここの鍵付き、履物置き場部分だけ狭い部屋だった。初めて。ようは扉開けたらいきなりフラットになってる。狭さより、使い勝手が地味に悪かった。ドアを開けた状態で履物をフラットの下のスペースに入れて上がり込む感じ。まあでも、ほかは勝手知ったる快活なので諸々安定で翌日への備えが万全にできた。旅行中不足しがちな野菜類をしっかりとる。

 

さあ、明日はひたすら走るぞ。

 

05に続く