今年はじめから醤油を仕込んでいる。ちょうど半年くらい経ったかな。ちょっと様子見で天地返ししてみた。(醤油づくりの経緯?はこちら)
うーん、とてもいい匂い。もう醤油の匂い。見た目は味噌。最終的にこれが2升の醤油になる予定。通常2年熟成を1年で行う作法でやっているので、来年の2月にこれを絞って醤油になる。
こんなに大変な思いをして(放置なのでいうほど大変ではないが)、時間的、金的コスト(7000円くらい)を掛けて醤油を作るとどんな醤油も、あだやおろそかには使えない。同時に、すぐに拝金主義の象徴のように扱われる大手メーカーの醤油も、なんと素晴らしいものなのかと確認できる。だって、ちゃんとそれなりに美味しい味の醤油なのにあの価格で安定供給してくれる。凄いことだと思う(何につけて文句を言う人は、なんでも、一度自分でやってみると良い。感謝の気持って大事だよね)。
で、ちょっと味見。モロミ。モロミ味噌?として食べる製品じゃなくて醤油用なので塩分高めですごくしょっぱいけど、おかげでほんのちょっぴりのモロミでキュウリが1本食べれちゃう。本当のモロキュー(一週間またなくても食べられる本当のモロキューです)。
もう半年、ゆるく世話をしていく。絞りが楽しみ。